システムのブラックボックス化
ProActiveでグループ13社の共通基幹業務システムを構築し業務効率化を実現
- 企業名:株式会社クボタ、業種:製造業(従業員数 連結50,352人 2022年12月31日時点/単独15,328人 2023年3月31日時点)
- リプレイスしたERP:SCSK「ProActive C4」
事例参照元:SCSK株式会社公式サイト(https://proactive.jp/casestudy/kubota/)
リプレイス前の問題点・課題
- グループ各社の基幹システムが稼働から20~30年経過して古いのにくわえ、改修や各社固有業務要件を取り込んでいるためブラックボックス化が進行し、業務プロセス統合への柔軟な対応ができずうまく使えない状態になっていた
- 会社ごと、業務ごとに個別のシステムを使っていたため、在庫状況をリアルタイムに把握することが難しい
SCSKのProActive C4を選定した理由
- 受発注業務や在庫管理の標準機能が豊富にある
- パッケージの保守期限がない
- 周辺システムとの連携を含めたソリューションを提案してもらえる
- 豊富なグループ導入実績を有する総合力がある
リプレイス後の効果・よかった点
- 販社グループ13社の利用する共通基幹業務システムをProActiveで構築し、各社様々だった業務プロセスの統合によりブラックボックス化や属人化が解消され業務効率が改善した
- 事務作業の標準化、受注残や全体の在庫状況の一元管理が実現でき、リアルタイムな状況把握が可能になった
- 見積、受注、返品など伝票承認が電子化され、承認スピードが向上した
IFRS16号リース資産管理機能導入で決算業務時間や海外現地法人作業を軽減
- 企業名:鴻池運輸株式会社、業種:運輸(従業員数 連結約24,000名/単体約14,000名 2023年3月31日時点 臨時雇用者数を含む)
- リプレイスしたERP:マルチブック「multibook」
事例参照元:株式会社マルチブック公式サイト(https://www.multibook.jp/case/konoike/)
リプレイス前の問題点・課題
- 海外現地法人5拠点に関し、日本本社側がExcelでIFRS16号の連結修正仕訳の作成を行っていた
- IFRS16号修正仕訳作成作業は時間がかかり、四半期ごとに少なくとも1拠点当たり2時間、5拠点で年間40時間以上の作業時間が必要となり作業負荷、精神的負荷が高かった。
- IFRS16号に関係する契約内容の管理は、5拠点それぞれで管理様式や管理レベルが異なり属人化していた
※IFRS16号リース:2019年1月1日会計年度から適用の新リース会計基準
マルチブックのmultibookを選定した理由
- シンプルで多言語対応、コストパフォーマンスも高く、海外現地法人でのコスト負担も軽減できる
- クラウド型システムなので、IFRS16号リース資産管理モジュールに特化した導入もスピーディにできる
- 海外現地法人への導入支援やトレーニングがあり、現地言語での手厚いサポートも期待できる
リプレイス後の効果・よかった点
- IFRS16号連結修正仕訳の自動作成が実現でき、四半期ごとの限られた締め期間に発生していた3名がかりで10時間以上かかっていたExcel手作業が不要になった
- Excel管理から脱却してIFRS16号連結修正仕訳のプロセス標準化が実現でき、これまで発生していたミスや属人化の解消ができた
- リース管理業務標準化、システム化によって属人化もなくなり海外現地法人の作業負担が軽減された
スクラッチ開発したシステムのデータサイロ化をクラウドERPで解消
リプレイス前の問題点・課題
- 職員勤怠管理や人事給与管理システムをスクラッチ開発してシステムが複雑になりブラックボックス化し、データもサイロ化したことから業務効率が低下、システム運用負荷が高くなっていた
- 法改正されるたびにシステムの更新が必要だった
※サイロ化:システムが独立して存在し他のシステムとの情報共有やデータ連携ができない状態
SCSKのProActive C4を選定した理由
- 古いProActive E²の導入から10年以上が経過し、サーバーOSのサポート終了や電子帳簿保存法などの法制度への対応が必要だったためシステム全体を見直すことになった
- 現行の会計システムを継続利用できる
- 基幹システムと他システム(アカウント管理やグループウェア、文書管理まど)と連携がしやすい
- 価格面で妥当だった
- 既存のProActive E²よりUI・UXに優れ、直感的に操作できる
リプレイス後の効果・よかった点
- 人事給与と勤怠管理間、会計と固定資産間で重複するデータを二重管理する必要がなくなった
- クラウドサービスで自動バージョンアップされるため法改正へのシステム対応が不要になり、システム改修コストや業務負荷が軽減された
既存の問題点を解決に導く 
  おすすめのERP財務会計システム
ここでは、既存の問題点を解決に導くおすすめのERP財務会計システムを紹介しています。
「Fit to Standard」の
実現を重視するなら
標準機能だけで自社にフィット!
無償バージョンアップで追加コストを抑える
 
HUE AC
 (ワークスアプリケーションズ)
引用元:ワークスアプリケーションズ公式サイト「HUE AC」
https://www.worksap.co.jp/services/financial/
(対応領域)
財務会計・管理会計
ほかに債権・債務管理、固定資産管理、経費精算、財務・資金管理、購買管理、賃貸不動産管理
 
「Fit to Standard」を実現したい企業におすすめの理由
- 標準機能のみで対応可能な圧倒的網羅性(6700超の機能)、アドオン追加なしで幅広い業種・業態、商習慣にフィット
- 無償で法改正や制度改正、バージョンアップに対応、定額保守費用のみで永続的に使える
- コーポレートライセンスでユーザー追加の費用がかからない
 
 
 
 
グループ会社のための
機能を重視するなら
大規模データの蓄積・分析が可能
グループ取引の負荷を軽減
 
GLOVIA SUMMIT GM
(富士通)
引用元:富士通公式サイト「GLOVIA SUMMIT」
https://www.fujitsu.com/jp/group/fjj/services/application-services/enterprise-applications/glovia/glovia-summit/gm/
(対応領域)
財務会計、資金管理、管理会計、外貨建て取引管理、債務管理、
債権管理、手形管理
ほかに固定資産、リース資産、連結、経営管理など
 
グループ会社のための機能を重視する企業におすすめの理由
- 「MDWH」により大量の明細データを蓄積、会計情報、販売/生産/購買等の情報も管理可能
- 独自技術で明細情報をメモリ上で管理、高速処理を実現、グループ取引を自動生成
- 連単一体型システムにより決算業務負荷を軽減
 
 
 
 
グローバル企業のための
機能を重視するなら
Officeシステムとの親和性
  グローバルリスクの回避策を備える
 
Dynamics 365 Finance
(マイクロソフト)
引用元:マイクロソフト公式サイト「Dynamics 365 Finance」
https://dynamics.microsoft.com/ja-jp/finance/overview/
(対応領域)
買掛金勘定、売掛金勘定、資産リース、予算作成、現金および銀行管理、原価会計、経費管理、固定資産、Finance Insights(財務分析)、一般会計と財務諸表、プロジェクト管理と会計、公的機関
 
グローバル企業向けの機能を重視する企業におすすめの理由
- 51の国や地域と67言語をローカライズ、規制に準拠
- パートナーソリューションを使用し200超の国や地域で運営が可能
- ルールに基づいたガイド、グローバル決済の簡素化など海外拠点との齟齬を回避できる対策を用意