これまで使用していたERPシステムから新しいERPシステムに移行する場合にはデータ移行作業が必要となります。データ移行は移行後のシステムに大きな影響を与えるので、しっかり事前準備を行うことが重要です。
データ移行をスムーズに進めるために以下の事前準備を行います。
移行計画書に記載するスケジュールの内容は以下のような項目になります。
移行方法には、「一括移行方式」「段階移行方式」「順次移行方式」「パイロット移行方式」の4方式があります。
現行システムを停止して移行作業を行い、移行終了後に新システム稼働を開始します。リプレイス作業が一度で完了し、コストが少なく済みますが、作業中はシステムの機能が停止し、失敗した場合の影響範囲が大きいです。
拠点単位、業務単位などに分けて移行していきます。一度のリプレイス作業にかかる時間を短縮でき、失敗時の影響範囲も少ないですが、リプレイス作業完了まで日数がかかります。
現行のシステムと新しいシステムを同時並行で稼働し、結果を比較検証しながら移行していきます。システムを停止することなく切り替えることができ、運用結果も比較検証しやすいですが、ランニングコストと新旧両システムを運用する手間がかかります。
パイロット部門(社内の特定部門)で先行して移行を実施します。リスクを局所化でき、トラブル発生時の影響も少ないですが、特定部門で成功しても他部門で成功するとは限らないという可能性があります。
データ移行を失敗してしまうと、移行先システムの稼働も失敗する可能性が高くなります。データ移行を成功させるために以下のような点に注意しましょう。
一括移行、段階的移行など、どの方法をデータ移行に利用するのか決定します。また、データ移行ツールを使いたい場合は、既存ERPシステムと移行先ERPシステムの仕様を確認し、ツールが使用できるかどうかのチェックが必要です。
ERPによっては「移行テンプレート」が使えるものもあります。使う場合は形式(全角半角、大文字小文字、特殊文字形式など)を確認します。
業務システムごとにマスタデータがあり、種類も様々です。移行前にはマスタデータの整理が必要となります。
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