保守切れ
sap ERPからS/4HANAへの移行でグローバルデータ活用を促進
- 企業名:株式会社エクセディ、業種:部品メーカー(15,081人/連結 2023年3月31日時点)
- リプレイスしたERP:SAPジャパン「SAP S/4HANA」
事例参照元:日本電気株式会社公式サイト(https://jpn.nec.com/sap/case/exedy/index.html)
リプレイス前の問題点・課題
- SAP環境で使っているSQL Server 2008の保守切れ、サポート終了が迫っていた
- グローバル企業として国際競争力を維持・強化していくために多様なデータを活用してデータドリブン経営にシフトしたい
- 現在のSAP ERPからSAP S/4HANAに移行し新システム基盤にAWS上のHECを採用したいが、既存業務への影響は極力抑えたい
SAPジャパンのS/4HANAを選定した理由
- 基幹系システムとしての可用性・安定性が堅持できる
- サポート終了までにカットオーバーが可能
- 業務運用の見直しが不要で業務のスコープが変わらない
- 未来志向型のリアルタイム経営基盤が実現できる
リプレイス後の効果・よかった点
- AWS上のHEC(HANA Enterprise Cloud)に既存のSAP環境を移行し、SAP S/4HANAへのコンバージョンを実施。AWSに会計システム基盤を集約したことで、グローバルな情報を一元管理し活用できる環境が構築できた
- タイトなスケジュールの中プロジェクトが予定通りに進行し、SAP ERPから要件を満たすシステムにスムーズに移行できた
- 既存業務フローを極力変えずにコンバージョンが実施でき、システム可用性・安定性も堅持できた
SuperStream-NXへのリプレイスで使い勝手と経理・人事業務効率アップ
- 企業名:九州産業交通ホールディングス株式会社 業種:サービス業(バス事業、旅行業、飲食業他 従業員数:1,659名(2022年02月現在グループ合計、契約社員含む)
- リプレイスしたERP:キヤノンITソリューションズ「SuperStream-NX」
事例参照元:キヤノンITソリューションズ株式会社公式サイト(https://www.superstream.canon-its.co.jp/case/kyusanko)
リプレイス前の問題点・課題
- 経理部門で会計・固定資産機能、人事部門で人事・給与機能を使っていたERPパッケージ「SuperStream-CORE」のサポート終了が2020年に終了で保守切れになる
キヤノンITソリューションズのSuperStream-NXを選定した理由
- 複数の製品を比較検討した結果、これまで使い続けてきたSuperStream-COREの仕様や使い勝手を踏襲したSuperStream-NXへの移行ならシステム移行に伴う業務への影響が少ない
- 長年に渡り安定稼働を続けてきたSuperStream-COREへの信頼や安心感
- SuperStream以外の製品に移行するとユーザー全員に新しいシステムの使い方を一から教育しなければならなくなり、業務に与える影響が大きい
リプレイス後の効果・よかった点
- SuperStream-COREにはなかった機能がある
- 画面の見た目や操作性が洗練されていて使いやすくなった
- 複数のグループ会社情報参照時、ログオフせずに別会社の画面を開けるようになって作業効率があがった
- 管理情報を基にレポートを作成する時、エクセルシートに直接出力できるのでレポート作成が簡単になった
クラウド環境の奉行V ERPの導入で運用コストの低減と業務効率化を実現
- 企業名:イーデザイン損害保険、業種:損害保険業(315名 2022年3月31日時点)
- リプレイスしたERP:オービックビジネスコンサルタント「奉行V ERP」
事例参照元:株式会社オービックビジネスコンサルタント公式サイト(https://www.obc.co.jp/casestudies/101)
リプレイス前の問題点・課題
- 現在使用している会計システムが2020年にサポート終了になる
- 保険契約計上・保険金支払いに関する情報を入力する保険基幹システムと契約者への保険金支払いと会計仕訳を計上する会計システムを連携したい
オービックビジネスコンサルタントの奉行V ERPを選定した理由
- 奉行V ERPは、すでに東京海上グループでの導入実績があったので安心感があった
- 専用回線によるコールセンターがあり専属担当者が課題解決をサポートするなど、会計、出納を問題なく処理できるサポート体制が充実している
- 東京海上グループで利用しているクラウドAWS環境上で共同利用でき運用コストが抑えられる
- AWSクラウド環境により、導入済みのグループ企業とシステム運用の一元化ができる
リプレイス後の効果・よかった点
- 旧会計システムでは固定資産台帳と償却の情報を別々の帳票で出力していたため、税務調査などの書類提出時に使い勝手が悪かったが、固定資産奉行V ERPなら一度で出力できるので業務効率があがった
- 帳票の設定や項目変更時にはシステムエンジニアに依頼しなければならなかったが、必要な帳票をユーザー側で自由に設定して使うことができるため業務効率があがり、作成できる帳票の種類も増えた
- 直感的に操作でき、ヘルプ機能が充実している
- 保険基幹システムとのデータ連携で自動実行処理の操作性が向上
- 実行状況や詳細な実行ログを画面で確認できるため、保守管理がしやすい
既存の問題点を解決に導く
おすすめのERP財務会計システム
ここでは、既存の問題点を解決に導くおすすめのERP財務会計システムを紹介しています。
「Fit to Standard」の
実現を重視するなら
標準機能だけで自社にフィット!
無償バージョンアップで追加コストを抑える
HUE AC
(ワークスアプリケーションズ)
引用元:ワークスアプリケーションズ公式サイト「HUE AC」
https://www.worksap.co.jp/services/financial/
(対応領域)
財務会計・管理会計
ほかに債権・債務管理、固定資産管理、経費精算、財務・資金管理、購買管理、賃貸不動産管理
「Fit to Standard」を実現したい企業におすすめの理由
- 標準機能のみで対応可能な圧倒的網羅性(6700超の機能)、アドオン追加なしで幅広い業種・業態、商習慣にフィット
- 無償で法改正や制度改正、バージョンアップに対応、定額保守費用のみで永続的に使える
- コーポレートライセンスでユーザー追加の費用がかからない
グループ会社のための
機能を重視するなら
大規模データの蓄積・分析が可能
グループ取引の負荷を軽減
GLOVIA SUMMIT GM
(富士通)
引用元:富士通公式サイト「GLOVIA SUMMIT」
https://www.fujitsu.com/jp/group/fjj/services/application-services/enterprise-applications/glovia/glovia-summit/gm/
(対応領域)
財務会計、資金管理、管理会計、外貨建て取引管理、債務管理、
債権管理、手形管理
ほかに固定資産、リース資産、連結、経営管理など
グループ会社のための機能を重視する企業におすすめの理由
- 「MDWH」により大量の明細データを蓄積、会計情報、販売/生産/購買等の情報も管理可能
- 独自技術で明細情報をメモリ上で管理、高速処理を実現、グループ取引を自動生成
- 連単一体型システムにより決算業務負荷を軽減
グローバル企業のための
機能を重視するなら
Officeシステムとの親和性
グローバルリスクの回避策を備える
Dynamics 365 Finance
(マイクロソフト)
引用元:マイクロソフト公式サイト「Dynamics 365 Finance」
https://dynamics.microsoft.com/ja-jp/finance/overview/
(対応領域)
買掛金勘定、売掛金勘定、資産リース、予算作成、現金および銀行管理、原価会計、経費管理、固定資産、Finance Insights(財務分析)、一般会計と財務諸表、プロジェクト管理と会計、公的機関
グローバル企業向けの機能を重視する企業におすすめの理由
- 51の国や地域と67言語をローカライズ、規制に準拠
- パートナーソリューションを使用し200超の国や地域で運営が可能
- ルールに基づいたガイド、グローバル決済の簡素化など海外拠点との齟齬を回避できる対策を用意